背景と問題意識

  • ファッション業界は毎年約92億トンの廃棄衣料を生み出す
  • リメイク”が注目されているが、素材の来歴や再生の物語は見えない
  • 「どこから来たのか」が伝わらず、服へのストーリーが薄れている
  • →ここは普段自分たちが生活してる上で気にするものなのか?が気になる

コンセプト

服の遺伝子

リメイクされた服に「親の情報(古着)」を受け継がせる。
NFCタグを通して、服の“家系図”をたどれる仕組み。 服が世代を超えて、命を繋ぐように循環する世界を目指す。

仕組み

  1. 古着の回収・登録
  2. 素材の選定・リメイク
  3. 完成後の服にNFCタグ装着

リサイクル事業の例
RE.UNIQLO
スタジオ
ユニクロの服をより長く大切に着続けるための循環型プロジェクト。リペア、リメイクなどを通じて服に新たな価値を与えることを目的としている。店舗では、穴や破れの補修、再利用素材を使った創作などが行われている。
無印良品 つながる市 無印良品の「つながる市」は、「ヒトとつながる、マチをつなげる」をコンセプトに、地域の人々や団体と連携して店舗などを会場に開催する期間限定マーケット。食品や雑貨販売、ワークショップ、古着の交換など、多様な出展を通して地域交流の場となっている。
カラーループ カラーループのリサイクル事業は、捨てられる廃棄繊維を「色」で分別する「Colour Recycle System」を用いてアップサイクルに再生する取り組み。色で分けてリサイクルするからこそ出来上がる魅力的な素材を使い、ブックカバーや筆箱、フラワーポットなどの製品を開発している。