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集客商品と収益商品とは?

どちらもとある企業の製品であることに変わりはありませんが、それぞれ主な目的が違います。 集客商品とはその名の通り、新規顧客を獲得するための商品です。 企業のメイン商品ともいえるモノを用意することで顧客にお店に来てもらうための動機付けやブランドの認知が目的となっています。 集客商品は収益商品と違い、原価率が高めになっている場合もあります。 収益商品は利益をとるための商品のことを言います。収益商品は集客商品と異なり、原価を抑えたものがほとんどです。 集客商品でお客さんを集めて、それと合わせて利益を取れる収益商品とセットで購入してもらうというものが典礼です。


具体例

集客商品と収益商品に関して面白い事例があります。それはかの有名なApple社の事例です。 先にそれぞれがどの商品かを説明しておくと、集客商品はIpod、収益商品はMacとなります。 スティーブ・ジョブズはIpodを発売してすぐ、Ipodを購入した中から一定数約4倍もするImacを買う事実に気づいたとされています。 なので広告費で多少利益が減っても同時に売れるPCでしっかり利益をだせることを導き出しました。 そこでジョブズはImac用の広告費100億円をすべてIpodの広告に回すことで他の競合を圧倒しながら同時にものすごい利益を出しました。 これがApple社の事例です。(ちなみに2001年当時は携帯音楽プレイヤーの広告費が1億円でも高かったとか)


他の事例

具体例としてApple社をあげましたが、他の事例は以下となります。

社名 集客商品 収益商品
ディズニー TV番組"ディズニーランド" ディズニーテーマパーク
マクドナルド ハンバーガー ドリンク、ポテトなど
ライザップ Chocozap RIZAP
Round1 ボウリング クレーンゲーム
家系ラーメン ラーメン 海苔などのトッピング