経営とは?
組織が効率的に目標を達成するために自らの組織を運営したり管理したりすること。
企業とは?
自らの活動を通じて
利益を創出することを目的に設立された組織。
経営学は一般的には国内市場における国内企業の動きを対象にすることが多い。
国際経営とは?
多国籍企業(=国境を越えて
複数の国・地域で事業活動を行う企業)が国境を越えて複数の国、地域で事業活動を行うこと。
→
国際経営論とは多国籍企業の具体的な実像やその背景論理、あるべき姿などを研究する学問領域。
国際経営の基本概念
どこで、何を、なぜ、だれが、どのように。
国際経営の条件
- 国と地域間の「隔たり(へだたり)」があることを前提とする。
- 企業がその隔たりを乗り越える方法。
- 企業の国際展開に纏わる人・資源・金の動きに対する分析。
→(これから社会の一員になる皆様のキャリアアップとも繋がる)
隔たりについて
国際経営における隔たりは以下のようなものが存在する。多国籍企業はこのような隔たりを克服しなければならない。
- 文化的隔たり(言語、道徳観、宗教、社会的規範)
- 政治的隔たり(民族的多様性、政治的友好度、安定性)
- 地理的隔たり(物理的距離、交通手段、気候差)
→単なる”国際”の違いだけではなく、日本でいう方言などの隔たりがある。
- 経済的隔たり(経済水準、インフラ整備、技術水準、人材)
用語名 |
意味 |
海外進出 |
企業が商品やサービスを海外で提供することにより新たな機会を獲得するビジネス戦略 |
取引 |
当事者間の契約や合意などのもとに金品等のやり取りをすること。 |
直接投資 |
株式を取得することで、外国の企業に対して永続的な権益を取得することを目的に行われる投資 |
輸出 |
内国貨物を外国に向けて送り出すこと |
ライセンシング等の契約 |
知的財産権で保護されている特許・意匠・著作物・商標などの実施・使用等を、第三者に許諾する内容の契約 |
合弁 |
外国資本と国内資本が提携して共同で事業を経営すること |
買収 |
他社の事業や企業の経営権を取得すること |
グリーンフィールド(完全所有子会社) |
整備されていない草ぼうぼうで、これから整地しなければならない土地 |
直接輸出 |
自社または自社名義で通関手続きを行い、国内の商社などを経ないで直接海外の買手に輸出販売すること |
間接輸出 |
自国内の商社や卸売業者、その他関連企業や 顧客企業など、仲介企業を通じた輸出 |